ども!TOKAIKAN(とかいかん)です。
「全国都道府県魅力度ランキング」で、北海道が13年連続1位を記録しました!「北海道には魅力がある」と、よく聞きますが、具体的にどんな魅力があるのか知りたいですよね。
それを考察しつつ、ブログ主が考える魅力も交えてお伝えします!
北海道に魅力がある根拠・データとは?
そもそもなんですが、「北海道ってホントに魅力があるの?」って話から始めます。
ブランド総合研究所が毎年行っている「地域ブランド調査」
全国の都道府県・市町村における魅力を、毎年調査している企業が、ブランド総合研究所という民間企業です。
内容は、
国内1000の市区町村及び47都道府県を調査対象に、全国3万人が各地域のブランド力を徹底評価する日本最大規模の消費者調査(引用元)
で、2006年よりスタートしているとのことです。3万人ってえげつない人数ですね…
そして調査内容については、
調査はそれぞれの地域に対して魅力度、認知度、情報接触度、各地域のイメージ(「歴史・文化のまち」など14項目)、情報接触経路(「旅番組」など14項目)、地域コンテンツの認知(「ご当地キャラクター」など17項目)、観光意欲度、居住意欲度、産品の購入意欲度、地域資源の評価(「街並みや魅力的な建造物がある」など17項目)などを質問。調査項目は全89項目で、各地域の現状を多角的に分析できます(引用元)
とのことです。
「自然がすごそう!」「食べ物がうまそう!」
というような、パッと浮かぶイメージだけではなく、89種類の項目があるので、信憑性は必然的に上がります。普通の人は5,6個思いつけば良いほうですからね。
この地域ブランド調査において13年連続で首位をキープしていることに加え、市町村部門でも多数ランクインしている北海道は、「魅力がある」と断言できます。
「北海道の魅力」と言われて思い浮かぶ ”言葉”
北海道の魅力を示す言葉を集めました。
・美味しい食べ物
・海
・自然/大自然
・平野
・広大/雄大
・緑
・観光
・寒さ/冬/雪
・歴史/文化
・アイヌ
・初音ミク
・まつり
・牧場
・試される大地
・農業
・漁業
・ジンギスカン
・まっすぐな一本道
(順不同)
私が思いついた言葉を順不同で並べています。
北海道の魅力をワードから検索したいとき、参考にしていただければと思います。
統計データから見る北海道の魅力
続きまして、「北海道のデータブック2021」(出典:北海道のホームページ)より、統計データを基にした北海道の魅力を考えていきます。
日本一の、”面積”
北海道を表現するときに使われる言葉として「広大」「雄大」「果てしない」といったものがありますが、実際のところ北海道の面積は、全国47都道府県でぶっちぎりの1位です。
ざっとベスト5を並べてみますと、
・1位 北海道 83424 (km^2)
・2位 岩手県 15275
・3位 福島県 13784
・4位 長野県 13562
・5位 新潟県 12584
(wiki調べ)
こんなかんじです。
2位以下はドングリの背比べみたいなものですが、1位と2位に5倍以上の差がついているので、いかに北海道が大きいかが分かります。
この”大きさ”が、そのまま北海道に対するイメージになり、「大地」「広大」「雄大」「果てしなさ」という魅力と繋がっています。
海と山に恵まれた、”北海道王国”
北海道の地形的な特徴として「周りがすべて海に囲まれている」というのがあります。
日本列島には4つの大きな島があり、その中で47の都道府県に分かれているわけですが、どういうわけか北海道だけは、
北海道という島に、北海道というただ一つの都道府県
で構成されています。
これがまさに「北海道王国」と言われる所以です。
そして北海道のもう一つの特徴として、「半分以上が山地」というのがあります。
ただでさえデカい北海道の半分以上が山地で、しかも周りが海ばっかりだったら、そりゃあ「自然」「大自然」「海」「山」といった言葉が北海道の魅力としてあがっても不思議ではありません。
寒ずぎる北海道
北海道を語るうえで欠かせないのが「寒さ」です。
「そりゃ日本で一番北にあるんだから寒くて当たり前っしょ」と、言いたいところですが、具体的な数字で示すとその寒さがグッと感じられます。
日本の歴代最低気温ランキング(気象庁)によれば、なんと上位10位のうち9割が北海道で占められています(唯一は富士山の山頂です)。
日本の歴代最低気温ランキング(気象庁)
順位 | 場所 | 地域 | 気温 | 年月日 |
1 | 北海道 上川地方 | 旭川 | -41.0 | 1902/1/25 |
2 | 北海道 十勝地方 | 帯広 | -38.2 | 1902/1/26 |
3 | 北海道 上川地方 | 江丹別 | -38.1 | 1978/2/17 |
4 | 静岡県 | 富士山 | -38.0 | 1981/2/27 |
5 | 北海道 宗谷地方 | 歌登 | -37.9 | 1978/2/17 |
6 | 北海道 上川地方 | 幌加内 | -37.6 | 1978/2/17 |
7 | 北海道 上川地方 | 美深 | -37.0 | 1978/2/17 |
8 | 北海道 上川地方 | 和寒 | -36.8 | 1985/1/25 |
9 | 北海道 上川地方 | 下川 | -36.1 | 1978/2/17 |
10 | 北海道 宗谷地方 | 中頓別 | -35.9 | 1985/1/24 |
しかも旭川・美深・帯広など、幅広い場所で観測されていることから、広い北海道全域で寒いことがわかります(ちなみに11位~20位もすべて北海道です)。
(ちなみに全域といっても、道央・道南(特に海際の)地域は相対的に暖かいのでランキングには入りづらいです。)
このことから「寒い」「雪」「冬」「極寒」といった言葉が北海道のイメージとして使われると考えます。
北海道の人口を正しくとらえる
これまで北海道の地理的な側面から魅力を紹介していますが、人口も忘れてはなりません。
北海道のイメージとして「自然ばっかりで人いなさそう」「駅マエにきつねとか歩いてそう」といった声が聞こえてきそうですが、実は、47都道府県人口ランキングで第8位なのです。
そして、札幌市はなんと195万人!全国でも有数の大都市です。
2位以下は大きく人口差がありますが、旭川市33万、函館市25万人となっており、下位クラスの県庁所在地と同等の規模があります。
最新の人口ランキングはコチラです↓
http://www.tokaikan-hkd.com/hokkaido-2020/
しかしながら先ほど述べたように、北海道はあまりに面積が広すぎるために、人口密度(ある面積にどれくらい人がいるの?という指標)で考えると、これまた全国最下位に沈んでしまいます。
まとめると、
かたや都市部は人が多くて、かたや過疎地は果てしなく人がいない
そんな「人口に対する都市と過疎地のギャップ」も、北海道の大きな魅力だと考えられます。
ブログ主が考える北海道の魅力
ここからは完全にブログ主の私見ですので、どうでもいいですと言う方は読み飛ばしてください^^;
このブログで一貫してお伝えしていることですが、「北海道は自然が豊かというイメージが先行していて、実は都市部ってしっかり都会なんだよ」ということが伝わってないんじゃないかと感じています。
せっかくすばらしい自然と言う魅力があるのですが、それだとまだ半分です。都市部の魅力も合わせて感じることで、初めて北海道の魅力を十二分に享受できるのではないでしょうか。
そんな中身をこちらにまとめていますので、興味あればぜひどうぞ↓
http://www.tokaikan-hkd.com/hokkaido-tokaikan/
以上、ざっくりと北海道の魅力について考察しました!